校長挨拶

 
校長  真海 誠司
 

 

 
校 長 挨 拶
 
令和2年4月吉日
 

福岡県立筑前高等学校のホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。
本校は、昨年度創立40周年を迎えました。輩出した卒業生は、16,000人を超え、国内外の様々な分野で活躍しています。歴代の生徒諸君や教職員、卒業生のご尽力によって、現在では進学校としての評価だけにとどまらず、80%の加入率を誇る部活動においても、県大会はもとより、九州大会や全国大会にも多く出場する文武両道の校風を体現する学校として、地域の方々からの信頼を得て大きく発展を遂げてきました。
創立40周年の節目を機に、本校の更なる飛躍を目指し、社会的な要請となっている「子供たち一人一人が、予測できない変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手」(平成28年12月の中央教育審議会答申)となる力を育むため、学校教育目標を一新しました。
変更に当たっては、昨今の高等学校教育改革の動向、本校に対する生徒や地域からの期待を踏まえて、教育理念を明確化し、より一層の特色化を図るため、「育てたい生徒像」を「不屈の精神としなやかさを併せ持ち、自ら学び続け社会の形成に参画する生徒」と定め、目指すべき学校の姿を「予測不可能な社会を生き抜くため自らのキャリアをデザインする力の育成を重視するもの」(教育再生実行会議第十一次提言)としました。
これまで本校が培ってきた伝統と校風を礎として、新しい時代に即した魅力ある学校づくりに邁進する所存です。今後とも本校の教育方針にご理解とご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
 
<令和2年度 学校教育目標>
社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育成し、地域に期待される普通科高校として、基礎的・基本的な知識・技能の獲得と定着を図るとともに、思考力・判断力・表現力を磨き、協働的に問題解決することを通して、自ら学び続け社会の形成に参画する生徒を育成する。